結果としていやがらせw
前回の記事(窮屈な大学なんかクソくらえ)で、なんだか大学における学生活動の制限(当局からの干渉)について書いたけれど、自分はそれに悲観して、うずくまっているわけではないのだということを当たり前のように思い出したw
今日はそれについて書こう。ちょっと遠回りしながら。。
新自由主義的な「大学改革」が行われている(もしくは行われた)状況にあっては、大学は「市場価値」が下がるようなことをとにかく嫌がる。つまり、大学が外から見たときの評判をすごく気にするようになる、ということだ。何でかというと、入学希望者が減るし、おそらく文科省などからの評価に影響するのだろう。工学部などで「起業との共同研究(産学協同)」などをやる際に、企業様wに顔向けできなくなるのかもしれない。
まぁとにかく、よくわからん「オトナの事情」によって、大学が動くようになるのだ。気色悪い事に。
で、そうすると、例えば、「学生が犯罪を犯して逮捕された」だとか、「教授が論文剽窃で新聞沙汰になった」とかいうものは、とにかく「できるだけ避けたいこと」になる。
で、そうした状況下にあって、最近、大学が非常に(たぶん)意識的なものの一つは、大麻だ。
少し前に、全国の大学で、学生の「大麻問題w」が話題になっていたが、それが北大内で起こることを非常に恐れている。だから、学内にやたらとポスターが 張ってあるし、同じようなチラシが窓口にたくさん積んである。
まぁ僕からしたら大麻なんていうのは、いちいち騒ぐようなモノでは全然ない。ここで大麻の害うんぬんについて語るのは(もはや面倒なので)しないし、別に「法律を犯して栽培して吸え」とかいう気はないけど、公定の法を守るかどうかは基本的に個人の良心の問題であるのだということを、僕は強調したい(大体、「危険だ」とかいうんだったら公的な治療所でも作れよ、と思う。刑務所は「依存症患者」を収容する場所ではなかろう)。とにかく日本の薬物政策は矛盾だらけなのだが、まぁそれはいい。
とにかく「常識病」的な多くの日本人にとっては、「大麻=麻薬=人格崩壊」みたいな意味不明な図式が成立しているらしいので、「大学生が大麻に手を出した」なんていうのは、まぁ不祥事と見なしていいことなんだろう。
で、それからもう一つに大学が気にしているものは、学生の「就職率」だ。「卒業生が「有名企業」にこれだけの人数、就職しました!」みたいなことが、大学にとっての人気に関わる。それが先述した入学者(受験者数)へ影響を与える。「就職に強い大学50」みたいな感じで、バカな週刊誌などもこうした状況を煽るのが一因ではあるが、昨今のような「就職難」の時には、保護者もこうした情報を気にする。だから大学もそれを気にせざるを得ない。就職率がよければ入学希望者も増える。「就職に強い」が大学のウリになる。だから、大学も就職支援に力を入れる(しかし、そうした卒業生が就職した後に何年で仕事を辞めたかとか、といったことはどうでもいいらしい。重要なのは、「何パーセントの人間が、どこに就職できたか」だけだ)
こうした状況は、やはり大学外の市場原理と無関係には考えられない。北大において、学生の就職支援を行う「キャリアセンター」ができたのが、国立大学法人に移行したのと同時なのも、決して偶然ではない。最近の大学は、さながら勉強と同じくらい就職活動に力を入れるのが、「優等生」の条件のようで、やたらとセミナーやらガイダンスが開かれている(きもちわる)。
まぁ、他にも大学当局はあらゆる不祥事を恐れているが、最近の情勢では、最も身近で重要度の高いものに入るのではないだろうか。
で、だから大学が窮屈になってきている、というのが前回の記事なのだが、それに対抗するバカもいないではないのだ。
僕が昨年、やった主な活動の一つは、北大大麻問題研究会www
そしてもう一つは、「就活くたばれデモ」wwww
学内に、「大麻取締法は人権侵害です」と書いた看板を立てたり、「就活なんかくたばっちまえ」と主張するチラシをまいたり……大学当局から、妨害にあったり、呼び出されたりすることも珍しくない。たぶん、絶対マークしてるんだろうなぁ。このブログを熱心に見てる教職員もいるとか、いないとかいう話だ…
なんて厄介なヤツだwwww
こんなやつ相手にしたくないwww
きっと、「頼むからおとなしくしててくれよ」ってな感じなんだろうな。
別に「俺はこんなに積極的に当局に立ち向かってるぜ」なんて自慢する気は、さらさらないし、そんな立派なことしてるわけじゃないけど、まぁ大学の締め付けが厳しくなってる中でも、別に悲観して途方にくれているやつばっかりじゃないんだということだ。
しかも僕だって、一人でこんなバカげたことをしてるわけじゃない。一緒に行動を起こす仲間がいるのだ。わけの分からないようにも見えることをやって、でも共感者がいる、ということが希望だ。
ただ、企業社会からしたら害虫のようなやつらが、自然に湧き出てくるのが大学のあるべき姿なんだと僕は思っている。大学は、制度の枠内にあって、その制度を揺さぶり、食い尽くすような思想を養っている場所である。アカデミックな知というのは、本来、企業社会のためだけにあるわけでは決してない。
そこで行われているのは、一般に認識されている様々なことがらを懐疑的に捉え、脱構築し、創造し、時に解体したままにするような営みだ。それは危険で、時として暴力的ですらある。だから、そこで知を磨く大学生は、従順で純粋無垢な羊達では決してありえない。「マナーを守りましょう」などというちゃちな言葉が簡単に通用するやつらではない。「言うこと聞くよなやつらじゃない」のだ。
彼ら(彼女)らは、常識や制度を破壊し、内側から創造するための道具を、武器を常に磨いているのだ。大学に勤めるものはそのことを意識するべきだし、くれぐれも彼(彼女)らを甘く見ない方がいい。別に脅すわけではないけれど、そう思う。
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