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2010年6月29日 (火)

「フツーの仕事がしたい」上映会やります@北大

Photo

 今度の木曜日のイベントの告知でござる。何のイベントかというと、映画の上映会。こういうのはあんまり北大ではないので楽しみだね。上映されるのは「フツーの仕事がしたい」というドキュメンタリー。以下は、「フツーの仕事がしたい」のオフィシャルブログからの引用。

<北海道><自主上映>
上映会場:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟・2階・W203室 
2010/7/1(木)18:30開場/18:45開演
料金:無料
主催:「フツーの仕事がしたい」の普及がしたい会・北大支部
上映後、神沼公三郎教授(北大教職員組合執行委員長)と
土屋監督とのトーク有り。

北海道大学での上映が決定しました!
学生・教職員の有志の皆さまにより「フツーの仕事がしたい」の普及がしたい会・北大支部が結成され、上映会を企画していただきました。ありがとうございます。
昨年の札幌・シアターキノでの上映より約1年ぶり。
札幌での上映です!

 中身は見てもらえば早いのだけど、映画のあらすじは以下のような感じ(これもオフィシャルブログからの引用)。


皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。
高校卒業後、運送関係の仕事ばかりを転々とし、現在はセメント輸送運転手として働いている。
しかし、月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、心体ともにボロボロな状態。 「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。
生活に限界を感じた皆倉さんは、藁にもすがる思いで、ユニオン(労働組合)の扉を叩く。
ところが彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。
生き残るための闘いが、否が応でも始まった

 ここ最近、派遣労働などの劣悪な労働環境についてクローズアップされることが増えてきたけれど、その現場に密着して労働争議を記録した映像と言うのはあまり聞いた(見た)ことがない。たぶん普通は映像にされないものなんだろう。

「フツーの仕事がしたい」 ・・・

状況の差こそあれ、心のなかでそうつぶやいたことのある人は多いだろう。
本作は、数値的にみれば明らかに「フツー」ではない労働環境 に身をおく主人公が、労働組合の力を借りて、「フツーの仕事」を獲得する過程を描くドキュメンタリーである。
この主人公の労働状況は特別 ひどいケースでありながらも、どこを切っても、いまこの社会を生きる自分につながっていると思わせる。

彼の口から
「この業界では、フツーだと思っていた。」
「(運転は) 好きなことだから仕方がない・・。」というような言葉が飛び出すとき、観る者は彼の問題をぐっと身近に感じるはずである。
もし、あなたが毎日の暮らしに追われ、自分の労働環境について立ち止まり考えたこともなかったとしたら・・・。

この映画体験は、おそらく自分がより良い状態で働き生きるための大きなヒントになるかもしれない。

 働くことの何たるかを考える上で、たぶん参考になるものだと思う。見たら見たで暗くなるかもわからんけど、虚飾ばっかりの企業宣伝を見て「わーいこの会社すてきー☆」とか言って、就活に挑むよりかはよっぽどマシな心の準備ができるだろう。まぁとにかく見てみたらいいと思うよ。

 個人的には朝日新聞の記事(竹信三恵子氏の書いた記事)で取り上げられているのを見て「あーこれ面白そうだなー見たい!」と前々から思っていて、「土屋監督を呼んで上映会やるか…」などと考えていた。そこでちょうどよく今回の上映会の話を聞いたので、「行くしかない!」となったのだ(だから僕はこの企画には直接噛んではいない。知り合いの人が関わっているけど)

 入場無料だし、お時間のある人はどうぞ。

 <追記!>

 土屋監督のインタビュー記事を発見したので、参考までに。

JANJAN NEWS記事 映画「フツーの仕事がしたい」で考える“労働”――土屋監督インタビュー

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コメント

こんにちは。

北大で上映会をやるのですね!!

実は、弘前大でも上映会をしたいともくろんでいます。
現在大学に、予算を申請中です。
申請が通ったら、貧困・労働映画上映会ができます。

一緒に企画しませんか?笑
2大学共同企画、どうでしょう!笑

昨年の東京のレイバー映画祭の上映作品も上映も出来たらよいなあと思っています。
大学生がどれくらい興味を持って頂けるのかが、不安ですが。

と、自分のことばかり書きました、すみません。

トカチ監督に宜しくお伝えください。

投稿: はるか(弘前大) | 2010年6月30日 (水) 09時45分

>はるかさん

どうも、ご無沙汰してます。
「貧困・労働映画上映会」とはいいですねー

去年は札幌で「反貧困映画祭」というのがありましたけど、良質なドキュメンタリーを鑑賞するのはいいことですね。
僕は、北大でドキュメンタリーをみんなで鑑賞しまくる(毎週一本)集まりを企画しようと思って行動したりしていなかったりしていますw

大学生活短いので、色々なことをやってみたいと思って行動しております。
北大に遊びにいらした際には、またお会いしましょう。

投稿: O瀧 | 2010年7月 6日 (火) 09時07分

弘前大学でもそういったことを画策している人がいるのですか、、、驚きました。僕自身も弘前大学の学生ですが、ぜひ「はるかさん」とはお会いしたいですね。

投稿: | 2010年7月20日 (火) 21時39分

O瀧です。

僕のアドレス(sunset-strip_028@ec.hokudai.ac.jp)まで、名前や所属(それからどんな方なのかが分かるようなこと、関心事など)などを明記してメールをいただければと思います。

はるかさんの連絡先を「ほい」と教えることは僕にはできませんが、はるかさんに取り次ぐことはできますので。
よろしくです。

投稿: O瀧 | 2010年7月21日 (水) 04時42分

わざわざ気紛れなコメントに返答していただき有難うございます。昨日上記のメールアドレスにメールを送信しましたので、ご確認いただければ幸いです。

投稿: | 2010年7月22日 (木) 15時53分

弘前大学で、貧困問題の上映会、11月26日に実現するようですね。私は今から、30年ほども前に、弘前大学で、教養部と理学部で学生自治会の委員長をしていました(古すぎてすみません)。その当時、学生寮の炊事人の首切り問題が紛糾して、大学本部のロビーを3寮自治会を中心に3カ月余り占拠(お邪魔します)して、抗議行動を展開しました。現在私はイイ歳をして、京都大学の天文台で中年大学院生をやっています。弘前は私にとって、生涯忘れがたい、この世で最も”あずましい”土地です。そこで活動されている”はるか”さんはじめ、後輩諸君に”ずっぱど”心からのエールを送ります。津軽が懐かしい!けっぱれ!

投稿: 滝澤 | 2010年11月18日 (木) 15時13分

滝澤 さま

私に対するコメントかと思い、勝手に返信します。
コメントありがとうございました。津軽弁ですね!

先日、無事に上映会を終えました。来てくれたのは40名ほどです。一般の方は数名で残りは学生でした。
その日はエントリーシートの書き方説明会等と重なり、特に3年生の出席者はほとんどいませんでした。エントリーシートの説明会より、映画を見るほうが絶対に価値があると思うのですが…。

参加者から「見てよかった」「知らない世界を知れた」といった感想はきけました。
しかし、映画研究会の方が多かったです。トカチ監督への質問が映像とか映画の撮影といった方向になってしまって…。それはそれでよかったのですが、私は話についていけませんでした!笑
学生が貧困や労働あるいはワーキングプアについて考えるといった点を期待していたので、少し残念です。もっと、沢山の学生に映画を見てほしかったなと…。

弘前大の学生は貧困、労働、ワーキングプアというテーマに関心が薄いのかもしれません。今の弘前大の学生は基本的にはおとなしい気がします…。弘前大で、就活デモをやろうとしても参加者集まらなさそう…。

と、以上お返事?というか、勝手なコメントでした。

あ、O瀧さん就活デモお疲れさまでした。
翌日の業務のため参加を断念しましたが、全国のデモに注目していました!映像も見ましたが、おもしろかったです!笑
また、機会があったらぜひお目にかかりましょう!

以上長々失礼申し上げます。

投稿: はるか(弘前大) | 2010年11月28日 (日) 16時02分

はるか さま
 
 おじさんの勝手なコメントに、ていねいなレスポンス有難う!
  実は私も、学園祭で”劣化ウラン弾禁止”の講演会を11月23日に行いました。参加者は30名強でした。弘前は大学や都市の規模から考えて、40名の参加者獲得は立派です。映研関係者や映画愛好家の参加者についても、新たな出会いとして、歓迎されることだと思います。
 私が弘大生だった頃には、冷害による不作の影響で農家出身の学生が大学を辞めざるをえない、といったこともありました。寮闘争でがんばっていた頃、全国的な統計と比べて、弘前大生の出身家庭の収入が最低水準である、という統計がありました(出稼ぎ県ですからね)。いまどきの弘大生の事情はわかりませんが、今日の雇用環境の悪化は、学生にとってもっとも関心のあるテーマであるに違いありません。
 それから、かつては、”青田買い”禁止のための紳士協定というのがあって、大学4年生の10月1日の”解禁日”までは、学生と企業が接触してはいけないというルールがあったのです。こうしたルールは、もう一度復活されてしかるべきではないかと思います。
 いまどきの学生がおとなしいのはどこでもいっしょでしょう。はるかさんも、あまり無理をせず、しかし、あきらめずに、朗らかに、ご健闘されますよう、祈っています。

投稿: 滝澤 | 2010年12月 8日 (水) 15時43分

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