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2010年1月21日 (木)

拝啓 海外ニート様

 事情があって、「ニートの海外就職日記」(http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/)の管理人をされている海外ニートさんへコンタクトをとろうとしたのだけど、海外ニートさんはご自身のブログでメールアドレスなどの連絡先を公開していないので、ここで海外ニートさんへ送るために作成したメールの内容を公開し、トラックバックを送ることで連絡を取ることを試みる事にした。

――――詳細は、下記をご覧ください。

海外ニートさま

 はじめまして、突然のご連絡失礼いたします。北海道大学文学部学生の大滝と申します。いつも、海外ニートさんのブログを楽しく読ませていただいています。

 唐突で恐れ入りますが、実は海外ニートさんに折り入ってお願いがございまして、ご連絡させていただきました。

 僕は現在、大学4年生なのですが、先日友人などと一緒にあるデモ行進を札幌市中心部にて行いました。 何のデモかというと、現在の日本の就職活動(いわゆる「就活」)のあり方に対して異議申し立てをする「就活くたばれ」デモというものです。

 海外ニートさんもよくご存知の通り、日本では昔から「新卒一括採用(新卒至上主義)」というものが慣例としてあるため、多くの大学生は在学期間中に就職活動をしなければなりません。最近は、その時期がどんどん早期化しており、今では「大学3年生の秋にはスタート」というのが当たり前になっています。インターンシップなども含めれば、3年生の夏から事実上、企業訪問などが始まってしまっているという、なんとも奇妙な事態が起こっています。

 さらに、今年などは不況の影響もあり、多くの企業は新卒採用数を絞り、就活(という名の内定獲得レース)は激化しています。来春卒業の4年生の中にも未だに内定が決まらず就職活動をしている、という者がいます。(つまり、実質一年以上就活に時間を費やしている、ということになります)

 そのように、就活が早期化・長期化してしまうと、大学生はその本分である勉強・研究などをそっちのけで就職活動に勤しまなければならなくなっていき、それに合わせて大学も「就職率の高い大学」「就職支援の手厚い大学」などと、就職のための予備校のようになってしまっている現状があります。

 そのため、僕たちは日本の雇用システムや、教育のあり方までも視野に入れ、「新卒一括採用なんかなくせ」「就活時期早すぎ」「時期長すぎ」といったことを中心に、就活の現状に対する反対デモを行ったのです。 札幌でのデモは、たった20人足らずの小規模なものでしたが、これが(全国の就活に不満を抱く健全な学生の関心を引いたのか)ネット上で話題となり、「東京でも就活くたばれデモを起こそう」という動きが起きています。僕自身は、(札幌に住んでいることもあり)全面的に関わっているわけではないのですが、そもそも「就活くたばれ」ということを言い出した張本人として、いわば後方から準備をサポートしています。

 東京のデモでは、官庁が密集するあたり(厚労省や経産省付近)を歩き、就活の早期化や新卒一括採用といった現状に対して異議申し立てをするつもりです。

  誰もがデモのやり方や準備など手探り状態なのですが、なんとか今月23日の14時からは行うことを決定しました。

 前置きが長くなってしまい恐縮ですが、これに関して海外ニートさんへのお願いがあります。

 それは、ネット上で大きな影響力を持っている海外ニートさんに、このデモについてブログで取り上げていただけないか、というものです。

 海外ニートさんも、ブログ内で指摘されているように、日本の就活のシステムというのは確実に日本の企業文化・企業システムに繋がる矛盾を孕んでいます。いまだに「履歴書手書き」などの「根性論」がまかり通っていますし、新卒一括採用などというシステムがあるからこそ、(労働市場の流動化が進まず)ブラック会社が淘汰されないという問題があります。また、それが日本の社会を取り巻く閉塞感の一因と言っても過言ではありません。

 僕自身は、札幌で野宿者(ホームレス)支援の活動を行っていますが、彼らの社会復帰がままならない背景にも、一度レールを外れたら一気に転落せざるをえない(新卒至上主義に象徴される)企業文化、日本社会の持つ閉鎖性が見え隠れしているのではないかと思います。

 もちろん、海外ニートさんのように、海外脱出(亡命)するというのも一つの手段であることには間違いありません。しかし、誰もがその手段を行使できるわけではないことを考えると、この国のシステムを改善するために行動することも必要かと思います。

 ともかく、海外ニートさんの問題意識とも合致すると思うので、ぜひご紹介いただければと思ってご連絡させていただいた次第です。

 もし、ご紹介いただける場合には、 海外ニートさんのブログで、このデモについて取り上げてコメントしていただくか、もしくは以下のデモの趣旨文などを転載していただけると、非常に助かります。(可能であればデモの開催前に告知していただけるとありがたいのですが、直前でのご依頼ということもありますので、事後でも構いません)

 突然のご連絡で本当に恐縮ではございますが、悪しき日本の雇用システムに対して若者が立ち上がろうとしているということをどうか暖かい目で見ていただけると助かります。どうか、よろしくお願いいたします。

――――以下、転載

 「就活くたばれデモ@TOKYO」

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 就活に対する疑問、楽しく叫んでみませんか?「就活くたばれデモ@TOKYO」は就活に対するアナタの思いを表現する場を提供します!主催者はフツーの大学生。既存団体と一切関係ナシ!だから、どなたでも気軽に参加できます。 (1回限りのこのイベント、)みんなで一緒に日頃のストレスを発散しましょう。

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※昨今の就職活動早期化による大学生活への影響を訴える!

※就職を求める学生を食い物にする就職情報会社へ喝!

※老害がしがみつく既存団体の責任はいずこへ!?

※新卒で就職できないと一生やり直せない!?

※新卒一括採用なんてなくなっちまえ!!

■当日の解散・集合場所等

 14時:水谷橋公園に集結

 14時半:簡単な事前説明等を行います

 15時:デモ出発(この時間は厳守でお願いします)

 リクルートHRマーケティング→文部科学省→経済産業省→厚生労働省

 終了次第:日比谷公園にて解散

集合場所とルートの地図

→http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&gl=jp&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=107992921204219236975.00047b40ec37db7a31d6c&z=14&brcurrent=3,0x60188c0c0b13f54d:0xb630953beee48188,1

 今回のデモは、元々、11月に札幌で行われた就活くたばれデモに刺激された東京の大学生を中心としてネット発で企画されました。最初は、全くの赤の他人である学生同士がインターネットを通じ、0から立ち上げ、警察・メディア対応まで進行したのです。そして、そのデモが来たる1/23(土)に開催されようとしています。可能でしたら、皆さんのblog・twitter等の個人メディアで取り上げて頂くと有難いです。

 ビラの方も公式webサイトの方で自由にDownloadできますので、自分の通う大学や好きな場所でじゃんじゃん配布したり貼ったりして宣伝しまくってください。

【注意事項】

≪各種メディアの方へ≫

・撮影の際は必ず事前に被写体の方の許可をとるようにして下さい。

・今回のデモは条件獲得ではなく、認知獲得を目的とするものです。

≪参加者・野次馬希望者の方へ≫

・当日の服装は基本的にスーツですが、私服可です。顔出しNGの方は仮装マスクやサングラス等をお持ちください。

・危険物、凶器の持ち込みは禁止です。

・当日は実行委員会の指示、警察の規制には従ってください。

・主催団体はこのデモが終了次第解散致しますので、2回目のデモに参加などという期待は抱かぬようお願いします。

・主催団体は一切の既存団体や組織と関連性がありませんのでご安心ください。

【連絡先】

取材希望のマスコミの関係の方は、就活デモ@TOKYO実行委員会の広報が承りますので、こちらのほうにご連絡ください。デモ関係者及びマスコミ以外の方の対応はしかねますのでご遠慮ください。

就活デモ@TOKYO実行委員会 

e-mail: hujj...@aol.jp

(参加希望の方が上記のアドレスに連絡すると、より詳細な議論が進行中のGoogle グループ(埋込み)に招待されます)

公式webサイト:http://www31.atwiki.jp/kutabare-demo/

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コメント

海外ニートさんのブログはここなどをきっかけによく見ています。
ブログをさかのぼって見たのですが、トラックバックが反映されてなかったです。
もう一度トラックバックをされたほうがいいかと思います。せっかくの記事がもったいないので。

あと、海外へ行くのもあえて日本に残って闘うのもどちらもアクションだと思います。

投稿: Mik@ | 2010年1月23日 (土) 08時15分

>Mik@さん

トラックバックしたつもりだったのですが、なぜか飛んでなかったようですね…いまいち使い方が分かっていないのが問題ですなw

僕も海外に逃げたいような気持ちはありますし、本当にやばくなったらそうすることも考えます。ただ、今はもう少しこの仕組みをなんとかするために行動したいです。

投稿: O瀧 | 2010年1月27日 (水) 20時56分

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