« 2009年7月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月の記事

2009年10月17日 (土)

就活に不満のあるすべての人へ---「就活くたばれ」デモについて

<注意!>

この記事は2009年の就活くたばれデモについての情報です。

2010年のものは、こちらのブログを参照してください。

就活くたばれデモ@札幌 実行委員会blog

今年は、昨年よりも規模が拡大し、札幌以外にも、東京愛媛大阪で同時行動が行われる予定です。ぜひ、最寄りの地域で、デモに参加してみてくださいw

(2010年11月12日追記)

――――――――

今年も就職活動の時期がやってきた。

大学生達が、就職のために企業説明会に行ったり、エントリーシートを書いたり、入社試験やら面接を受けたりする、あのイベントである。

今年は、最近の不況を反映してか、例年より始まるのが早いらしいく、早くも北大では紺色のスーツに身を包んだ大学生達が企業のセミナーとやらに参加しだしている。

しかし、それについて僕はなんだか釈然としない。

もっと言えば、不満がある。

いや、その不満というのは就職活動に熱心な大学生に対してではない。彼らは真剣に自分の将来について考え、行動していくものだろ思うし(たぶん)それ自体は、(僕とは方向性は違うにせよ)素晴らしいことであろう。少なくともそういう価値観があってもいい。

それに、なんだかんだ言っていても、人は生活のための資金を稼がなければいけないし、そのために働くということは(悲しいかな)現代社会の前提となっている。折りしも、この不況である。大きな目標があるかないか以前に、働くための就職口を探して、奔走するというのは、度仕方のないことであろう。

しかし、である。

いまの就職活動の現場においては、問題が非常に多くはないだろうか?

事実、就活というシステムに不満を抱いている学生は非常に多い。

「就活が始まる時期、早すぎだろ。卒論のテーマも決まってないのに『大学で何やってきましたか?』って言われるんだぜ」

「面接が東京だけど、交通費が出ないんだよね。これじゃ金のあるやつとか、東京近辺に住んでるヤツの方が有利に決まってるじゃん」

「どうしてコミュニケーション能力ばっかり見るわけ?人間の資質ってそれだけなの」

「10分ぐらいの面接で、俺の何が分かるんだよ」

「去年は売り手市場だったのに、今年は不景気だってさ。年度で全然違うなんてやってらんねーよ」

「そもそも何のために就活しなきゃいけないのさ」

「あー就活マジめんどくさい」

就活をしている周りの友人からは、そんな声をよく聞く。

学生でなくても、

「新卒一括採用って、明らかに差別的な待遇じゃないか」

と、思っているフリーターなどは多いだろうし、教授など、大学関係者からも

「就職活動が始まる時期が早く、長引くために学業に支障をきたす」

といった意見を聞くことが多い。とにかく就活に関する不満は挙げれば本当にキリがない。また、不満だけならまだしも、そのレースに追い詰められ、ストレスにやられて、精神的にまいってしまうという人も少なくない。

で、あるとすれば、「就活」というもの自体に対して、不満を持つ人たちが、その不満を共有し、建設的な形でぶちまけることができるような、そんな場があってもいいのではないだろうか。大学内にある生協の書店で『就活のバカヤロー』などという本が店の売り上げトップに入るような時代である。そうした場は絶対に必要である。

しかし、僕の知る限りでは、そんな場があると聞いたことはない。大方の学生は、せいぜい少ない友人を相手に居酒屋でくだを巻くぐらいである。

僕の不満はそこにある。

そして、僕は思いついた。

「ないなら作ればいいじゃないか!」と。

では、何をしようか?そこで僕の頭をよぎったのは、

「就活くたばれ」デモ

である。

つまり、就活に対する怒りや疑問をテーマにして、デモを行うのである。

しかし、ここで誤解のないように言っておきたいのは、冒頭でも書いたとおり、僕は就活全てを否定する気はない、ということである。

むしろ、就活が避けては通れない存在となっているからこそ、そこにぶつかり、不満を抱いている人の不満を表明し、共有するための場として機能するものを求めているのである。

もちろん、「くたばれ」なんて書くと、「ちょっと言いすぎじゃないの」と思う人がいるかもしれないが、僕はこれぐらいでいいと思っている。というのは、就活に対しての不満をぶちまけることが目標である以上は、遠慮していてはいけないのである。

しかも、今の就活の制度には問題が大アリである。そうであれば、「就活なんかなくなっちまえ」ぐらい思うのが当然だし、それぐらい言ってもいい。就活が避けては通れないのであれば、それについてのストレス発散ぐらい盛大にかましてやってもいいじゃないか。

ちなみに、デモというとあんまりなじみのない人が多いかもしれないし、堅苦しいイメージを持つ人もいるかもしれないが、端的に言ってパレードであるw

事前に許可を取り、車道を歩きながら行うイベントである。

もちろん、デモ以外にも意見表明の方法はいくらでもあるけれど、デモほど解放的な空間を創り出し、何も知らない通行人にインパクトを与えつつ意見表明のできる方法を僕は知らない。

しかも、デモの形態は多様化しており、楽しみながら行うというのは、もはや定番になっている(たとえば、宮下公園のナイキ化反対デモなど)。

と、まぁそういうわけで、「就活くたばれ」デモというものをしたくなったのである。ちなみに、昨日は、北大で就活のセミナーがあったので、会場の前でできたてほやほやのチラシを配ってみたが、大学側からは文句を言われた。ただし何も恥じることはしていないので、そう応じた。というか、専門的な知見から社会の矛盾を正すべき大学という機関が、商業化し、就活に対して何もできないのだから、それを代わりにやっている僕に感謝すべきじゃないかとか思ったw

まぁそれはどうでもいい。

まだ、詳細については全然決めていないが、11月中旬、土曜か日曜に行おうと思っている。手伝いをしてくれる人なども募集中。興味のあるひとは、sunset-strip_028@ec.hokudai.ac.jpまで連絡を。一緒に街をあっと言わせる計画を練ってやりましょう。

不満を抱えて鬱屈としなくてもいい。

面白いことは自分達の手で作り出すものである。

参考までに最近のサウンドデモの映像(自由と生存のメーデー2009、東京)。こんな大騒ぎできたら勝ちだよなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年11月 »